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TACネットワーク事務局会議報告


日 時:2007年9月20日(木)17:30~22:00
会 場:国立 ロージナ
出席者:大塩、秋山、伊藤、小出、上杉、堀本、村井、記録:小林   計8名



* アートinはむらの反省

1.図録(記録集)について

●作家への配布より公的機関・行政・ギャラリー・美術館・評論家・メディア等に配布することに重点を置いた内容・仕様で作成し配布することとする。

  • 図録の内容・仕様の検討は、今回は時間がないため従来どおりとし、次回より展覧会の目的や図録の構成を明確にしたい。
  • 有効に活用してくれるところを事務局でリストアップする。
  • 各作家への配布部数が少なくなること、また配布を希望する機関があれば申し出てもらう旨のお知らせを図録に同封する。
  • 次回は、作家のコメントについての文章(コメントなど)の部分を増やす。

 

2.作品・展示について

●問題点

  • 設置場所の可否について「ゆとろぎ」、市民の会、TACの意見が統一されていなかった。
  • ギャラリー内と外の平面作品のサイズのバランスを考えるべき。
  • 台風や人の接触などにより壊れた作品があった。
  • 消防法により希望の場所(防火シャッターがある場所)に設置できなかった。
  • 展示期間中に、ほかの行事で作品の移動をさせられた。
  • 撤去した4作品は台風以前に取り込んだので、台風によってとは言い難い。安全の為や作品の散逸を防ぐという予備的撤去の作品が4点あった。ただムロタニさんの意向は「散逸も可」であったというのが館側に理解を得ることは難しかった。
    残りの3点は「建物の安全と、歩行者の安全を」ということなので、ゆとろぎの展示サイドとしては仕方がなかった。
  • 今後、屋外出品者は「建物の安全と、歩行者の安全を図る為一時的に撤去することもある」という点に付いて了承して展示をして欲しという但し書きを、展示場所の明確化と共に、出品依頼表につけてはどうか。

●次回から平面・立体の責任者各1人、全体のプロデューサー1人を決め、展示に関する決定の権限を持たせる。

  • 「ゆとろぎ」や市民の会でなく、責任者に権限を集約させる。
  • あらかじめ展示可能な場所(消防法や他の行事に影響されない場所)を提示してもらう。

●キャプションに「アートinはむら」の文字を入れ、ギャラリー以外の展示もアートinはむらの展示であることをアピールする。また、各階ごとに作品の配置図を掲示する。

 

3.ギャラリートーク

●昨年よりも作家以外のお客様の数が増えたので、継続すべきである。
●作家一人一人が話すと時間が長くなり過ぎるので、今回はツアーにした。
●次回はギャラリートーク・ツアーの内容を検討する。
例:長時間にならないよう2日に分ける。
作品の前に作家が待機し、お客様が自由に見て回る。
1日:ワークショップ+ギャラリーツアー、2日:ギャラリートーク+懇親会

 

4.その他

●会場当番日の申請方法がまぎらわしかったので、次回は検討してもらう。

  • 今後のTACについて

●TACの方向性を持たせたTACだけの企画があるべきではないか。

  • 会場を提供してもらわなくてはならないので、アーティストファイルを持って営業してはどうか。

●羽村市、府中市だけでなく、ほかの場所でも企画したい。

  • 開催場所をどんどん増やすのではなく、たとえば府中は隔年(ビエンナーレ)にするなどを検討したい。
  • 羽村市、府中市の市民もこの展覧会を楽しみにしている市民がいる。

●羽村市郷土博物館で展示したい。

●若い作家の勧誘にTACの主旨などを盛り込んだチラシを制作する。

  • TACメンバーの中でもTACの主旨が共有できていない。
  • TACの未来像が見えない。
  • TACは運動体であることを明確化させる。


●行政やほかの機関にどのようにTACを利用できるかをアピールしに行く。

  • そのために「TAC会長」等名刺を作成する。
  • 名刺等に使用するロゴを検討する。

●展覧会の質を上げるために、作品以外の要素の部分を市民の会、NPOと話し合っていくべきではないか。

●ネットワークを組み立て直し、動ける人間を増やしたい。

●TACネットワークの活動は各地域での企画に助言する企画アドバイザー的存在にしたほうが良い。

 

* その他

    1. TACホームページの作家紹介の内容を更新していない作家は更新して欲しい。(各作家が自主的に担当者に情報を提供しないと、更新は不可能:石崎加筆)
    2. 本議事録はホームページに掲載後、メールでホームページに掲載してある旨周知する。メールを使用しない人には図録と一緒に配布する。

 

*来年の展覧会の企画の構想の紹介
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*次回開催予定
1.日 時:2007年10月18日(木)18:30~ 会場:国立ロージナ
2.議 題:チラシの内容検討ほか

記録(小林ナオコ)

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