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1 | 秋山 文生 | NEJI MUSI | 木材・金属・鋼管・筒ボール紙・クレイ | 単なるボルトに足をつけたら虫に見えてきた。そんな楽しさから生まれたNEJI虫の世界。自然の中に学び、何かを作る事、とても楽しいことだと思います。
<マメ知識>この虫のモデルはオナガヒメバチ・学名(Rhyssa・Persuasoria)文字通り尾が長く、キバチの幼虫などの中に寄生して育つ。恐ろしき下宿人である。
ただし、キバチは森の木を枯らす害虫であり、その虫を食い殺す訳であるから、森にとっては歓迎すべき虫なのである。 | |
2 | 石川 麻 | 見ている | 楠 | 月はなんでもお見通し。 | |
3 | 伊藤 タダオ | はむらの風 | 陶・竹・鉄パイプ・アルミ・テープ | 今回の作品は円の中に小さなセラミックのオブジェを吊り、夏の樹、空、風に向かって・・・・・・
円は始まりもなく終わりもない。円の向こうとこちら側。俗と聖の世界。円の中にどんな物語が含まれているか。 | |
4 | 上杉 英 | 通貨装置 | 木、和紙 | 形が起きて来る為の理由を根拠に手掛かりのの入り口を構築して行く作業は続く。 | |
5 | 内田 信 | 「絆」 | | 人間一人で生きることは不可能である。2人以上で社会を構成すれば、そこに「絆」が生じる。人間の縦・横の社会現象をこのテーマに託し、長い年月にわたって、制作を続けてきた。時代は刻々と変化しているが、人間関係が変わることはないであろう。 | |
6 | 大塩 英夫 | 風の子05ム8ム101~104 | ステンレス、鉄 | この作品で風は人であり、時間であり、社会や自然です。
風の子は「ヤジロベーの原理」を用い、危うくも安定した状態の中で、風を受けることにより見えない「時間や空間」を眼に見える形にしたものです。
風は、どこでも一様に吹いている様に見えますが、実際には様々な方向から流れてくる事がわかります。動いていない時は軽手を触れてみて下さい。ゆらゆらと揺れながら回っていく時、そこに彫刻に支配される空間が見えてくる事でしょう。
強く触れると、いたずらに早く回ってしまい空間を感じる事もなく、危ない回る玩具でしかなくなってしまいます。 | |
7 | 小出 英夫 | ゆらぎ | 布・鉄粉・竹・アクリル | 物質は真空の「ゆらぎ」から生まれた。風・光・自然の「ゆらぎ」は何を生むのだろうか。私はそのイメージに浸る。 | |
8 | 小林 ナオコ | In the Summer Wind | PET樹脂、塩ビ管 | ここにいると,すごくウレシイ。 | |
9 | 高松 麻奈美 | あまのがわの雫を | 発泡スチロール、樹脂粘土、アクリルガッシュ、サテン布 | 「あまのがわの雫を」は、天の川を飲むことが夢だったゾウが、最期まで夢を叶えることができなかった姿を表しています。このゾウはオスの象徴であるキバとメスの象徴である女性器を持つ両性動物です。死んだゾウの女性器は大きく開き、この器に死者を乗せて天の川に昇ります。タカマツマナミの作品は常に自身の心を表すもう一つのタカマツマナミです。夢見ていたことが、不可能だと思う気持ちではなく、もう夢見ることを止めてしまったときの気持ち。どこを見つめたらいいのかわからなくなります。不安・堕落・失望。
それらを全て呑み込んで人間は生きなければなりません。私の中にあるネガティブな部分をそのまま丸ごと作品にしました。ダメでダメでどうしようもないマイナス思考をガソリンにして。 | |
10 | 友永 詔三 | 小さな楽園 | 鉄・石・木 | さまよい続ける一人ぼっちの「青いトンボ」 やっと見つけた小さな楽園 それも束の間? | |
11 | 羽生 直記 | 夕陽あるところ | 鉄 | いつも眺めていた夕陽に染まった街の景色。空も街も、そして私たちさえも赤く染め上げる。私はそんな夕陽を美しいと感じる反面、その強く、大きな力にのみこまれてしまうかのような不安や恐れを感じるときがあります。そんな夕陽あるところでの不思議な瞬間をかたちにしたいと思い制作しました。 | |
12 | 原田 丕 | ライン- | ミクストメディア | 風、水の流れ、里山とボクらは在る。 | |
13 | 伴 勝雄 | 作品‘05-2 | 紙・しゅろ縄・アクリル絵具 | 反復の連鎖・・・・・単純・明快・ストレートというこれまでのコンセプトの延長線の仕事である。今回は更に風で少しゆれ動くという不確定なおもしろさも要素として出せたらと考えた。 | |
14 | 東 祐二 | 風景の向こうへ(混成態) | | 作品は具体的な事物の背後に存在する。流動的で多様な要素が混在する世界への導入口である。 | |
15 | 彦坂 和夫 | 帰着 | 木・金属 根の衛星 | | |
16 | 藤原 成淳 | 識 | レンガ | | |
17 | 堀本 俊樹 | 液相(Phase of liquid ) | ガラス・テラコッタ | ガラスのかけらを材料に鋳型に鋳込む方法で形をつくっています。工房には不要な部分から切り取られたガラスの屑が沢山たまっていました。普通ゴミとして捨てるものですがガラスはまた溶かすことができるのです、いろいろなガラス屑を無作為に型に詰めて焼き上げると性質の違うガラスも混ざっていて割れたりもします、それがまたなにか自発的な意志にも見えたりしてそれも楽しい事です。 | |
18 | 松木 恵次 | 作られるかたち | ロープ | まわり(木々の間)から「作られる形」をみつめてゆきたいと思います。 | |
19 | 三宅 光春 | 意思がなる | 石、意思、樹、空間 | 海で拾ったまーるい小石を数百個、樹に吊ります。植物の実が樹に生るように、石(意思)の実が樹に生ります。それは風で揺れたりして、ちょっと生きているようにも見えたりします。そもそも地球や星って石の塊で、意思を持って生きているからこそ、宇宙の中を漂いながら私たち人間と同様に、生まれては消えてを繰り返しているのではないでしょうか。 | |
20 | 横溝 泰鴻 | 有為 | 紙・紐・ビニール・塗料 | 木々が風に身をまかせている。しっかりと地に根をはり、天を目ざして伸びをし、光をいっぱい浴びたいかのように枝を縦横に広げている。
ここにある自然は人為的でもあるがやはり自然である。その中に私の作品がある。風、雨にたたきのめされるかもしれない。異物を排除するかのように・・・・・。それとも根のない異物を自然が受け入れてくれるかもしれない。 | |
21 | 吉川 潔 | 森のいのり | 木材 | 森には色んな生き物たちが暮らしています。命の長さはそれぞれですが、みんなこの地球に生まれてきて良かった と思っているはずです。
これからもずっと生き物たちが代々生き続けていけるようにとおもいます。
森の生き物たちの祈りの歌声を聞いてください。
作品の素材はなるべく自然に帰るものを使うようにしています。 | |
22 | 和田 憲治 | 空へ | 楠 | 自分自身の重みから解放されて空へ昇華していけば気持ちいいー。 | |